379 :
クリス攻×ファントム受
:2005/05/05(木) 00:33:02 ID:5p5mjFW6
((ボートの中には誰か男の人が---))
「あぁ、クリスティーヌ。目が覚めたのか...」
オルガンを弾きながら、作曲に熱中していた彼は、
しばらく私のことに気づかなかったようだった。
何故かそのことが腹立たしかった。
その仮面で半分顔を隠した男は、すべてが淫靡で、
ひたすら強く見せようと振舞っているのだが、体中から悲しみと苦しみが溢れていた。
<-------そんないじらしい彼を苛めてみたくなった------->
胸の高鳴りを押さえ彼に近づく。
彼の顔を撫で、耳元で囁く...
「ねぇ?あなた私のガーターをどこにやったの?」
何故か目が覚めると無くなっていたガーター、私はそのことに気づいていた。
彼は予想通り、驚いた様子だった。
「私は何も知らない。本当だ」
私には彼が動揺しているように見えたの。
「嘘つき。私が寝ている間に、あなたが盗んだんでしょう!」
きつい口調で彼に詰め寄った。こんなキツく人にものを言ったのは初めてだったわ。
「馬鹿を言うな!私は盗人の真似はしない!
・・・それにガーターなど盗んでも何の役にも立たんしな!」
彼は拳を握って、怒りを堪えていた。
だって手がプルプル震えていたもの。
「何の役にも立たない?・・・フフ」
私は笑い出すと、彼は、私を睨みつけた。
「何が言いたい・・・のだ・・・?」
ゴクッと息を呑む彼。-------
「あなた私のガーターで何を妄想したの?
私の足?私の肉体?それとも・・・私があなたと絡み合っているところかしら?」
「な、ななな・・・何?!」
彼の仮面をつけていない半分の顔は、真っ赤だった。
「こんな地下深くに住んでいたんじゃ、妄想を膨らますしかないものね。
もしかして、あなたチェリーだったりして!いい歳してそれは無いわよね!アハハハハ!!」
・・・それがどうやら図星だったようで、彼は激しく怒りだした。
「だったらどうしたって言うんだ!!」
「わかりやすい人ね。
いつも私の楽屋を鏡の中から覗いてたんでしょ?仮面のヘンタイさん?」
私は不気味にニヤリと微笑んだ。
「あああああ・・・この小娘!言わせておけば!」
羞恥に満ちた彼があまりに愛おしくて、私は彼を押し倒し、馬乗りになった。
「仮面をとりなさい。そうしたら「オペラ座の変態」のことは皆には黙っててあげるわ。」
-----私は彼の仮面に手をかけた。
「や、やめてくれ!仮面を剥がすことだけは!お願いだ、クリスティーヌ。
他のことなら何でも言うことを聞いてやるから!何でも!」
彼の息が上がる。
「へぇ〜?他のことなら何でも・・・ね?
ところで・・・ココこんなに膨らましちゃって、、、小娘に変態呼ばわりされて、そんなに興奮するの?」
私は彼の股間を思い切り、掴んだ。
「ぁ・・・あ、クリスティーヌ!私の天使!!」
彼は苦しそうに喘いで私を見上げる。
「そう、私はあなたの天使よ。
あなたの大好きなクリスティーヌよ。
・・・・・私のガーターはどういうふうに使用したのかしら?口にふくんで一人遊びでもしたの?」
「だからクリスティーヌ、私は何も・・・」
彼は私を恐ろしく感じているようだった。しかも、子どものように怯えていた。
彼の唇に私の人差し指を添える。
「お黙り!・・・今から私がしゃべっていいって言ったときしかしゃべっちゃダメよ。
仮面を取られたくなかったら、私の言うことを聞くことね!」
彼は二回首を縦に振った。
私は彼の体から降りて、さっきまで彼が座っていた椅子に腰掛けた。
「そうね・・・ガーターよりは本物の足のほうがイイでしょ?
ほら!クリスティーヌの足よ!私のことが好きなんでしょ?良かったわね!」
そう言って、まだ仰向けになったまま動けないでいる彼の顔の上に
私の右足を突き出した。
「ほら!何固まったままでいるのよ!舐めなさいよ!!」
彼はのっそりと起き上がって、私の足元に跪いた。
「ほら!早くしな!!」
私の声に彼はまたビクついて、恐る恐る足を舐め始めた。
「指の間もしっかりと舐めるのよ。手を抜いたら承知しないからね!」
彼は喘ぎながら私の足を舐めまわす。
口に含んで丁寧に丁寧に愛撫する。
「・・・クリスティーヌ!クリスティーヌ!ぁ・・・ああ!!」
彼はすすり泣いているようで、私はますますゾクゾクしたわ。
-----だって大の男が私の足を舐めながら泣いているのよ?
「誰が私の名前を呼んで良いって言った?!」
私は横にあった蝋燭を5,6本手にとってものを束にして、彼の背中にその蝋を落としてやった。
「ああぁあああああああ!!!!!」
彼は悲鳴をあげて喜んだの。
服の上からだったけど、地肌に落としてやったら、どうなるのかしら?
もっとイイ声を聴かしてくれるのかしら?
彼は口をパクパクさせて、放心状態よ!
それでも何か言いたそうだったから、少しだけしゃべることを許可してやったの。
「クリスティーヌ、も、もう戻らなければ・・・愚か者が探し始める...」
彼は錯乱しているようだった。それに、目がうつろだった。
「愚か者は、あなたでしょ?」
私はクスっと笑って
「でも、そうね。そろそろ戻らなきゃね。・・・・・楽しかったわ、怪人さん。
続きはまた今度ね!!」
彼は心底ほっとした様子で、、、、、笑えたわ。
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実は後日、ベッドの中からガーターが発見されたの!
私の寝相が悪くて脱げただけだったってわけ。
あぁ、可哀想なファントム!
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