濃厚な蜜の臭いが充満する部屋の中で、男の声が少しずつ大きくなる。

先ほどまでは出所のはっきりしなかった男の声が、今はまるで広げられた

クリスティーヌの両足の間から響いてくるようであった。

クリスティーヌは敏感な場所にじかに声の振動を感じて、ついに我慢できず

ショーツの脇から指を差し入れ直接肉芽を愛撫する。

男の声はますます近づき、舌を伸ばせばクリスティーヌの濡れそぼった秘所に

届くのではないかと思うくらい、至近距離からクリスティーヌの肉を刺激する。

たっぷり水を含んだショーツは、中でうごめいているクリスティーヌの

禁じられた指の動きをくっきり浮かび上がらせていた。

人差し指と中指で大きく割れ目をひろげ、中指で敏感な芽を円を描くようにこすり

軽く窪みに潜らせる。

「ひぅっ・・・・・・ひぃぃっ!!」

布越しの愛撫とは違い、直接神経を撫でるような強烈な快感に、

クリスティーヌは身体を弓なりにひきつらせ、尿と愛液を噴出しながら絶頂を迎えた。


白い肌を紅に染め、汗を浮かべて大きく息をつく彼女を、男の声はまだ許さなかった。

「膝を曲げて足を開いて・・・私にお前の一番美しい姿を見せてくれ」

「もう・・・許して、堪忍して・・・」

クリスティーヌは小さく哀願するが、男の声は彼女の秘所を狙うかのように

ただ一点に向かって突き刺さってくる。

「お前が私のものになるならば、私の英知をお前に授けよう・・・」

男は優しいメロディに載せて、現れた時と同じ言葉を繰り返した。


姿なき男の視線を、男の吐息を敏感な肉襞に感じ、クリスティーヌの腰の奥が

再び熱く疼きはじめる。

ショーツの脇に手をかけ、ゆっくりと引き抜く。

ショーツを片足に通したまま、両膝を立て大きく足を開いた。

ツンと天を仰いだ胸は大きく上下し、首は後ろに反って金色の髪が豊かに広がっている。

外気にさらされたクリスティーヌの肉の花びらは、絶頂の余韻で紅くめくれ上がり

栗色の茂みをへばりつかせながら濡れてテラテラ光っていた。

敏感な肉芽は薄皮から飛び出し、倍ほどにも膨れ上がって存在を主張している。

合わせ目の奥に見え隠れする肉の穴は、侵入者を待ちわびているかのように

細かく痙攣していた。


「どこが一番気持ちよかったかな?」

男の声が柔らかく響く。

「・・・・こ、ここです」

「ここでは分からない。触って正式名称で答えなさい」

「んっ・・・くっ・・・・・・クリトリスっあっ・・・」

敏感になったそこは、わずかな刺激にも絶大な快感をもたらした。

「もの欲しそうによだれをたらしている口があるね。何か挿れてあげたらどうかな?」

「そんな・・・嫌」

「挿れたいんだろう・・・遠慮はいらない。さあ」


クリスティーヌはおずおずと中指を花芯に押し当て、ゆっくりと挿入した。

内部に溜まっていた透明の液体が、指との結合部から溢れ出す。

指の第二関節まで沈んだ所で、鈍い痛みがおそってきた。

「んんん!い、痛い」

「ゆっくり・・・入り口の膜を抜ければ大丈夫だ」

「ふ、あっ・・・」

顔をしかめながらも、なんとか中指の根元まで挿入する。

自分でもはじめて体験する女の内部は、きつく熱く、柔らかにうごめいて

細い指を迎え入れていた。

「よく頑張った。ゆっくりと動かしてみたまえ・・・いいや、二人でともに動かそう」

そう言って男は歌いはじめた。

男の歌に合わせて、指を前後に動かしてみる。

はじめは肉襞が引き攣れて痛かったが、次第にむずむずとした快感に変わっていった。

女の足りない場所が満たされている充足感と、男の声が指と一緒に

身体の中にもぐりこんでくる戦慄。

やがて男の声に混じって、クチュクチュと水音が響きはじめた。

クリスティーヌの頭の中はもはや真っ白で、ただ操り人形のように

男の声に合わせて指を動かす。

指の動きに合わせて、細い腰がビクン、ビクンと上下運動を繰り返す。


男の声は少しずつピッチをあげ、つられてクリスティーヌの指の動きも早くなっていった。

「や・・・それ以上早くしないで。・・・あっ」

指と肉壷との接合部は、激しい摩擦で白く泡立っている。

男はお構い無しにピッチをあげ続け・・・。

「んんんっ!も、もう。もうダメ」

クリスティーヌはプシュッと潮を吹きながら、二度めの絶頂を迎えた。


グッタリとベッドに横たわるクリスティーヌの耳に、男の声が囁く。

「明日からお前の歌をみてあげよう。終演後、楽屋で待っているように」


音楽の天使が私に歌を教えてくれる・・・彼女は微笑みながら眠りに落ちた。





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