(クリスティーヌ・・・・・私は・・・・・・私は・・・・・)

間違っている、それは先刻承知の上。

今ならまだ間に合う。

だが、唯一の私の望み。

私が望むものはクリスティーヌとの未来。

彼女がいればもう何も要らない。

だがウェディングドレス姿の彼女の隣に立つのは私ではないのか?

彼女を手に入れたい。

それが望めないのなら・・・・・・・。

私はオルガン横に置いてあった飲みかけのブランデーを飲み干すと、一口だけをクリスティーヌに

口移しに 流し込んだ。

「・・う・・・げほっ・・・・ごほっ・・・・」

高濃度のアルコールを注ぎ込まれた体はわずかに戻り始めていた抵抗を奪われる。

「クリスティーヌ・・・愛している・・・・・」

私はもはやそれしか言葉を知らないかのようにクリスティーヌの耳元で囁く。

クリスティーヌの心も瞳も涙を流している。目じりのそれを舌でやさしく舐め取るとそのまま口付けた。

優しい、愛しい、大事な極上の口付け。

理性の最後を閉じさせる酒が私の全身を駆け巡った。

まだ朦朧とした意識のままのクリスティーヌを見下ろしながら、すべての衣服を脱ぐと

クリスティーヌの足を開かせ、高ぶった己自身を膣にあてがった。

「・・・・い・・・いや・・・・・・」

まだ、残る快感の名残の蜜が先端に触れる。熱さが伝わってくる。


「やめて・・・・やめて・・・お願いマスター・・・」

少しずつクリスティーヌの膣内へとそれを挿入していく。

初めて受け入れるそこは私の愛撫でしとどに濡れそぼってはいたが

きつく抵抗を示す。それでも時間をかけてではあるが徐々に飲み込んでいく。

大きく見開いた目が哀しげに潤んでいる。

体内でなにかがきしんだ。

根本まで埋め込むと私はしばし動かずにそのまま彼女を抱きしめ、彼女の体の柔らかさと暖かさを味わう。

体の中心に灼熱の棒が打ち込まれたような痛みがクリスティーヌを襲っていた。

「・・・い・・・痛あ・・い・・・」

彼女はただ、泣くしかなかった。

「クリスティーヌ・・・・」

「・・・・・・」

答えは無い。

ゆっくりと腰と尻を動かし始める。縦に横に徐々にピストン運動を激しくし、肉棒が動くたび、産道が擦られ痛みと

快感を交互に与えている。

「あああああああっっっ!!!・・・・」

どれくらいの時間そうしていたのだろう。

拒絶する心、受け入れる体。

「・・・ううっっっ・・・・・・」

そう呻くと私は素早くペニスを引き抜き、自分で掻きながらクリスティーヌの腹の上に射精する。

ペニスに絡みつく透明な蜜と破瓜の赤いしるし。

すでにクリスティーヌの瞳は閉じられていた。全身に残る蹂躙の跡が痛々しい。

罪悪感に苛まれながら、脱ぎ捨てた私のシャツで彼女の腹上の液体を拭う。

そっと口付ける。反応はまた―無い―



抱き上げ、奥の寝室のベッドへと運びそっと寝かせるとブランケットを掛けてやる。

私はバスローブを羽織り、ベットの傍らに腰掛ける。

ブランデーを飲みながらただ、黙ってクリスティーヌを見ていた。

そうして、いつまでも、いつまでも見つめていた。


私は更なる暴挙に出ようとしていた。

わずかに乾いた唇を動かしたので、そっと氷を含ませてやる。

しかし眼を閉じたまま、瞳は反応を示さないクリスティーヌ。

その暗闇の中で彼女はあの男を見つめているのか?

そんなことは、我慢ならない。今ここにいる私を見てほしい。

ベッドに入りクリスティーヌを再度組み伏せた。

「・・・!!!!」

「クリスティーヌ・・・・・・私のものだ・・・・・あの男のもとへは帰さない・・・

・・・・その身に、その心をすべて、私に屈服するまで逃がさない。」

離さない。そのためになら、お前を・・・・・・。

心より先に体を。

気持ちよりもその身に。

私のすべてを注ぎ込もう。

そして私達の命がひとつの実を結んだ時、お前は初めて私に心を捧げてくれる。

私はすでに狂気の一歩手前まで来ていた。

「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!ラウル!!!!」

クリスティーヌはそんな私の意識に触れ、絶叫する。そして初恋の男の名を叫ぶ。

その口を塞いだ。

「あの男の・・・・名前など呼ぶな・・・・私以外の名を・・・・」



卑劣な、最も間違えている方法を取っているのは分かっている。

「お前を抱いているのはこの私・・・私だ・・・・

あの男は・・・来ない・・・・来ないんだ・・・私の名前を呼べ・・・」

性急にクリスティーヌの体を開いた。

「いやぁ!!やめてぇ!!いやぁぁぁ!!!」

狂ったように拒絶するも、男の力にかなうはずも無い。

それでも慣れないものにクリスティーヌの抵抗は儚く脆く散る。

そうして、先ほど痛みを生じた部分に潤いを満たしていく。

その潤みを確認すると私はそのまま躊躇することなく、今度は一気に貫く。

「あああああああああ!!!」

クリスティーヌの両肩を掴み、腰を乱暴に打ちつける。 岩壁にパンッパンッパンッ・・・と

肌と肌がぶつかり合う音が響く。

「・・・ラ・・ウル・・・助け・・・・・」

「クリスティーヌ・・・・私のものだ・・・・」

「いやぁぁぁぁ!!!!やめてぇっ・・・・!!!」

私は白濁したその精液を、今度はクリスティーヌの体の奥深く子宮口めがけて放出した。



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