ベッドに放り投げるようにしてクリスティーヌを突き放す。
ベッドに突っ伏したクリスティーヌがこちらを振り返る間に手早くシャツを脱ぎ捨てると、
ちょうどこちらに向き直った彼女の両腕を取ってベッドに組み敷いた。
「やっ、マスター、どうして……っ」
彼女の手が、私の裸の胸を強く押し退けようとする。
「私にかまってもらえなくて寂しかったんだろう? 望みどおりかまってやろうじゃないか」
乱暴に彼女の衣服を剥いでいく。
「いやっ、マスター、……、こんなの、いやっ……」
暴れるクリスティーヌの顎を掴むと、噛み付くように口づける。
嫌がって首を振る彼女の頬を指で押して無理に口を開けさせ、舌を突っ込んだ。
逃げる彼女の舌を捕らえると、めちゃくちゃに絡ませる。強く吸い上げ、唇を舐め、歯列の裏をこする。
そうしている間に彼女の背に廻した手でコルセットのレイシングを緩め、ホックをはずして取り去った。
露わになった乳房を掴み、乱暴に揉みしだく。
「やあっ!」
幼さをとどめた、まだ硬い乳房を強く掴み、乳首を捻り出すようにして揉みこんだ。
とうとう泣き出したクリスティーヌの涙が流れ込んできて、その塩辛さを味わうようにしてなおも舌を絡める。
無理矢理に捻り出された乳首を摘まみ上げ、こりこりと捏ねくってやる。
「やあっ、やだ……! やめて……、マスター……、ゆるして……」
「許しても何も、かまって欲しいんだろうが。新婚二日目の晩だ、夫が妻をかまうと言ったらこうだろう、ええ?」
そう言いながら乳首を口に含む。
「ああっ!」
舌を使って下から舐め上げ、強く吸うと、艶めいた声が上がった。
「これがいいのか、クリスティーヌ?」
舌先で乳首の先をちろちろと刷いてやりながら問う。
もう片方の乳首は摘まんだまま捏ねくりまわしてやる。
「ああ、いや……」
「いいんだろう? 妻は夫に秘密を持っていてはいけないんだ、
どこがいいのか、なにがいいのか、ちゃんと教えてくれなければ」
乳首を上下の歯で甘噛みし、噛んで突き出した乳首の先を舌先でつつく。
「あ、はぁっ……!」
私に舐めまわされ、吸われて薔薇色に染まった乳首が痛々しいほどそそり立っている。
両の乳首を親指の腹で転がすようにして愛撫してやると、これ以上ないほど先が硬くしこり、
腰をもじもじと揺らめかせて、さらに涙をこぼした。
スカートをまくりあげ、ペチコートと下着を剥ぎ取る。
夕べ私に捧げてくれたばかりの秘所が露わになった。
栗色の繊毛の蔭で、うっすらと閉じ合わされている花びらが息づいていた。
いかにも乙女のものらしく、花びらがふっくらと優しく盛り上がって、
夕べのクリスティーヌの初々しく可憐な様子を思い出させた。
しかし、それと同時に、花を散らせたばかりの彼女がかつての婚約者の名を口のなかで唱えていた、
あの禍々しい一幕をも思い出す。
クリスティーヌを罰するような気持ちで、舌でゆっくりと花びらを舐め上げる。
「ああっ、いや、いや!」
私の肩に手を掛け、首を振って抵抗するクリスティーヌの脚を開かせ、腰を抱えて花びらを蹂躙する。
花びらの付け根を舌でなぞり、花びら全体を舌で転がすようにしゃぶった。
「んっ、あ、はぁっ……、いや……」
次第に熱を帯びてくる喘ぎの合い間にわずかに抵抗のしるしを見せ、
身を捩って私から逃れようとするクリスティーヌの腰をさらに強く固定すると、
まだ莢に隠れた肉芽に舌を伸ばす。
硬く尖らせた舌先でつつくと、彼女の身体が一瞬硬直し、続いて高い啼き声が上がる。
「やあっ、やめて、やめて……!」
強く抵抗するクリスティーヌの莢を指の腹で押し上げ、こぼれ出た芽を指で挟んで左右にゆすってやる。
上下の歯で挟み、引っ張るようにしてから離し、離した肉芽を舌先で転がすように嬲った。
「ひっ、ああぁっ……!」
首を激しく振っては涙をこぼし、泣き叫ぶクリスティーヌの膣口からは透明な蜜が溢れ出し、
とろとろとシーツに滴り落ちて染みを作っていく。
「嫌がって泣く割には、恥ずかしい蜜が溢れてきているじゃないか。
夫の口で可愛がられておまえも嬉しいだろう?」
「ああ、いや……!」
「こんなに濡らして……、つい昨日の今日なのに、おまえはずいぶん飲み込みが早いとみえる」
「あ、ああ……」
「おまえはもとから優秀な生徒だったものな……」
そう言いながら彼女のなかに指を沈めた。
「あっ、やあ、マスター……」
クリスティーヌの腰がうねる。
指をゆっくりと抜き差しし、時折なかをかき混ぜるようにしてやると、
クリスティーヌが腰を捩って私の愛撫に応える。
「これも好きか……? クリスティーヌ……」
「あっ、うう……」
「好きらしいな……」
指を二本に増やし、なかで別々に動かしてやるとさらに激しく腰を捩り、
快感に耐えるためか上下に腰を揺らめかしさえする。
泣きながらよがるクリスティーヌの顔がたまらなく淫靡だった。
指を抜き差ししながら、白く張りのある大腿を撫でまわす。
局所とは別に新たな刺激を加えられ、戸惑うように腰を波打たせる。
大腿から腰、腹、胸へと手を滑らせていき、そのたびに跳ねる身体を秘所に挿しいれた指で繋ぎとめる。
胸まで移動した手で乳首を摘まんでやった。
「あっ、ああっ、」
摘まんだままやわやわと捏ね、時に引っ張り上げるように摘み上げる。
そのたび、切なそうな啼き声を上げて胸を大きく反らす。
反動で強くベッドに押し付けられた腰から指を引き抜き、脚を大きく拡げさせた。
「うう……、マスター……、どうして……、どうして、こんなにひどいこと、……」
泣きじゃくりながらクリスティーヌが問う。
「さぁ、どうしてかね? どうしてだと思う?」
そう言いざま、猛った己を彼女の入り口にあてがい、ぐいと力任せに半分まで埋め込んだ。
「あっ、ああああぁぁぁ……! いや、いや……、たすけて、ら……」
クリスティーヌが泣き叫ぶ。思わず口にしたらしい一音を飲み込んで……。
ああ、やはりクリスティーヌは私を愛してなどいなかったのだ……。
私を愛しているのなら、愛の行為の最中に他の男に助けを求めるはずなどないのだから……。
「助けて、だと? 夫に抱かれる妻が、どうして助けを求める必要があるんだ?
誰に助けを求めている? ええ?」
「…………」
「あいつに助けを求めたんだろう? そうだろう?」
「…………」
「返事もしたくないか……、まぁいい、返事などなくてもかまわんさ、
おまえは私の妻だ、こうして私に身体を開いていればいいんだからな」
残りの半身を少しずつ、それこそ一寸刻みに犯すように沈めていく。
恐怖のためにか、快感のためか、身体を小刻みに顫わせながら私のものを呑み込んでいく
彼女の苦しげな表情がたまらなく私の劣情をそそる。
まだたった二度目の、ひたと閉じられたきつい肉襞を押しわけ、
徐々に裂き寛げながら深く深くつながってゆく快感が背筋を貫く。
ああ、しかし、これが愛し合っている妻との結合であったなら、どれほどの喜びだっただろうか。
今、私は夫でありながら、あたら蕾の花をむしり取る強姦者のように妻を犯し、
犯しても犯したりないほどの屈辱にまみれて腰をゆすり上げている。
「どうして私を信じてくれなかった、クリスティーヌ……!
そんなにあの男が恋しいのなら、なぜ私のもとに留まった!
おまえたちふたりを無事に帰すと言ったじゃないか……。
夕べだとて、今なら引き返せると、引き返してもおまえにもあの男にも手出しはしないと言ったに、なぜ……。
なぜだ、クリスティーヌ!」
激しく突き上げながら、クリスティーヌに問いのつぶてを投げつける。
「あっ、あぁっ……、マスターと……、いっ……しょに……んんっ」
「憐れみか、憐れみのゆえに私のもとに留まったのか、え? そうなんだな?」
「ちがう……、ちがうの、マ、スター……、ああ……」
突き上げられる痛みによってか、あるいは快感によってか、
途切れ途切れになりながらクリスティーヌが必死で答えようとする。
「……それに、あの方の……お命も、たすけて……いた、だ……た……か、ら……」
「つまり、おまえはその純潔で恋しい男の命をあがなった……、そういうことなんだな?」
「ち、ちが……、ああっ!」
「ならば、あの男の命の対価をたっぷりと支払ってもらおうじゃないか……、
恋しい男の命だ、いくら支払っても高すぎるということはあるまい?」
「ああ、マスター……、ち、がう……、そうじゃ、な、いの……、お、ねがい……、きい……て……」
「違わないさ、おまえは私の真情を踏みにじったのだからな……、
こんな化け物の言うことなど、信じられなかったんだろう……!」
言い募れば言い募るだけ怒りが湧いてきて、クリスティーヌを苦しめることだけが目的のように激しく腰を突き上げる。
泣きながら、それでも彼女の内襞は熱く蕩け出し、奥まで貫き通っている私のものを
ねっとりと絡みとりながら収縮を繰り返している。切なそうに寄せられた眉根が絶頂の近いことを知らせている。
彼女の最奥を抉るように深く腰を入れると、奥から肉襞が大きくうねり、
それとともにぎゅっと締まった入り口がひくひくと私を締めつけた。
「逝ったのか、クリスティーヌ……。 助けを求めるほど嫌がっていたくせに……。
どうやら私の新妻は淫乱らしいな」
絶頂の余韻で身体を小刻みに顫わせながら、唇を戦慄かせ、
目じりから幾筋も涙を溢れさせているクリスティーヌを見ているうち、
何もかもが虚しくなり、そっと彼女から己を引き抜く。
すぐに身を捩って突っ伏し、声を上げて泣きじゃくり始めた彼女の顫える背中を見つめた。
私は一体これからどうしたらいいのか……。
夕べ、彼女と結ばれる前までなら、私は喜んでクリスティーヌを子爵のもとへ返してやっただろう。
しかし、今となっては、クリスティーヌは名実ともに私の妻となってしまったし、
そんな彼女を子爵に委ねるわけにもいかない。
……それに、私はもうクリスティーヌを手放す気はなかった。
自分以外の人間のいる暮らしに私自身、どれほど飢えていたのか、この数日で私は身に沁みて思い知ったのだ。
喩え私を愛さない女であろうと、私に害をなさない限り、私は自分のそばに置いておきたい。
人の気配を感じて暮らしたい。
まして、それが何年もの間、恋焦がれ、師弟関係においても信頼を培ってきたクリスティーヌならなおのことである。
「クリスティーヌ……」
まだ微かに肩を顫わせているクリスティーヌの背中に手を置く。
「…………」
「すまなかった……」
クリスティーヌが微かに首を横にふった。
「……私を愛しているか?」
一瞬の間をおいて、クリスティーヌが頷いた。
「私と一緒に暮らしてくれるか?」
ふたたび頷く。
嘘だとわかっていた。そして、私が問えば彼女が嘘をつくこともわかっていた。わかっていて聞いたのだ。
嘘でもいい。心はなくてもいい。他の男を愛していてもいい。
私はもう、クリスティーヌなしで生きていくことなどできないのだから……!
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