548 :
11/22 エロ部5。
:2005/05/12(木) 00:18:01 ID:y9vusZkJ
カクン、と力を抜いた身体を軽く抱きしめてから手を胸元まで下ろす。
その頂が白いシャツを僅かに持ち上げているのに気付いたクリスティーヌは、面白そうにそこを撫でた。
「…男の人も、こんな風になっちゃうのね」
シャツの上から周りを円を描くように擦り、頂点に軽く爪を立てる。
いよいよ硬く立ち上がった乳首を、然しあっさり放置して少女は手を下方へと向けていく。
上等そうな仕立てのスラックスをくつろげ、すでに相当熱を持ち脈打つ彼自身を取り出すと
根元から相当な力でキツく握り締めた。
そうしたまま自らのショーツに手をかけ、片手で起用に引き下ろし片足を抜く。
男の肩に頭を持たせ掛け、切なげに濡れた溜め息を漏らすクリスティーヌ。
空いている手でもう一度男の手を取り、自らの秘所に導いていく。
「ね、あなたも触って、わたしのこと…お願い、エンジェル・・・・・」
549 :
12/22 ポルノ6。
:2005/05/12(木) 00:18:50 ID:y9vusZkJ
人差し指を掴んで、とろとろと濡れそぼるそこに差し入れると、くちゅ、と淫猥な音が溢れた。
「あッ!」
内部の熱さに当てられたのか男がビクりと身体を震わすのを感じながら、クリスティーヌもまた
身を痙攣させる。
「…は・・・、中でね…こうやって、くるくる…て、かき混ぜるの・・・・ンン…!」
その言葉通りに指で愛撫させ、益々刺激に酔う少女。
呼吸が速くなっていく。
「ふぁ…あ、んンぅ……ア、ア、やァぅ…ンん・・・・はぅ・・・・・。」
自然にゆっくりと腰が浮き、いやらしく振り出す。
「ね、も、いっぽん、来て・・・・・」
甘えるような声とともに中指をなぞって、中に入るよう促す。
「ア!!ふぁン!」
増やされた熱に、クリスティーヌはこねこのような鳴き声を上げた。
おずおずとではあるが、少女の手を添えられずとも動き出した指を離すと、クリスティーヌは男の首に
片腕を回した。
しばらくうなじを愛撫した後、陶酔した表情のままゆっくりと手をあげ、
白い仮面を指でなでる。
「ねぇ・・・外しても、いいでしょう・・・・・・?」
550 :
13/22 ポルノ7。
:2005/05/12(木) 00:19:54 ID:y9vusZkJ
言葉を聞いて、即座に高潮しきっていた顔を蒼白にする男。
彼女から指を引き抜き、身を捩って逃げようとする。
そんな男を見て、少女もまた一瞬にして纏った陶酔の色を消す。
逃げようとした男の身体をあっさりと此方に向き直させて、クリスティーヌは
つい先ほどの姿からは想像もつかないほどの冷酷な声音で、告げる。
「先刻、わたしが言ったこと、もう忘れたのかしら?」
どんな相手をも、その視線だけで射殺してしまいそうなほどの輝きを、細められた大きな瞳が放つ。
仮面を片手で弄るように撫で回しつつ、彼自身を握ったままの手に、自らの白い指が一層白くなるまで
力を込める。
「!!」
握りつぶさんばかりのその刺激に、男の喉から最早悲鳴ですらない、音が漏れた。
既に限界を迎えている様子の、熱く猛るそれの開放を許可せず根元を絞めつけたまま、親指の爪を先端に突き刺す。
「このまま、イカせてもらえなくてもいいの?それともこのまま全身まで縛って、独り放っておいて
あげようかしら?…こんな地下の奥深くじゃあ、誰も助けになんて来てくれないでしょうね。可哀想に。」
551 :
14/22 ポルノ8。
:2005/05/12(木) 00:20:37 ID:y9vusZkJ
先ほど噛み付いた痕にもう一度爪で引っ掻きつつ、意識を飛ばしかけているらしい男の耳元で囁く。
「・・・・返事は?」
びく、と一つ痙攣した後瞼をゆっくりと閉じ、何かを諦めたように男は掠れる声で呟く。
「・ ・ ・ああ」
それを聞き、クリスティーヌは苦笑した。
「…返事は、はい、でしょう?・・まぁ、いいわ。今日のところは許してあげる。…よく出来ました。」
凍りつくような悪魔の気配を霧散させ、クリスティーヌは微笑みながらきつく閉じられた瞼や、頬を
緊張を溶かすようにゆっくりと撫でる。
幾分力の抜けた男を暫くあやすが如くさすった後、白い仮面、ついで鬘と順に剥ぎとった。
白金の髪に指を遊ばせ引き攣れた皮膚にキスを落としていく。
瞳を潤ませ、溜め息をこぼしながら、少女は甘えるようにせがむ。
「ね・・・続き・・・・・・・・・?」
552 :
15/22 ポルノ9。
:2005/05/12(木) 00:21:20 ID:y9vusZkJ
少女に手助けされずともゆっくりと進入してきた男の指に、敏感に反応して美しい鳴き声を上げる。
「あ、はぁ…あうッ、ンん〜…ふ……クぅん!」
鼓膜に届く、くちゅくちゅという音までが更に二人を溺れさせていく。
荒い吐息の間に切れ切れとクリスティ−ヌは囁きかけた。
「ふぁ、ン・・・・ね…もっと・・・。きもちよく、ッ、してくれたら、わたしも…ココ、あそんで
あげる、ヵら…!」
次第にピッチを上げていくその愛撫を受けて彼女も自分の言葉通りに指を動かしていく。
中心を捕らえる力は緩めぬままに、筋をなぞり頂点を擦る。
視線を動かすと、顔を朱に染めきつく眉根を寄せて押し寄せる快感に耐える男の顔が見えた。
――――今まで、一度だって見たことの無いその表情・・・・・!
その瞬間クリスティーヌを、なにかぞわりとした感覚が襲った。
鳩尾の奥深くから生まれたそれは、あっという間に背筋を撫でながら駆け上っていく。
あまりの快感に反射的に握ったままの両手に思いきり力を込めてしまうと、頭を肩に乗せ彼女の体重を
預けていた男の体ががくんと揺れた。
553 :
16/22 ポルノ10。
:2005/05/12(木) 00:22:04 ID:y9vusZkJ
劣情にまみれた二人の荒い息遣いだけが、閉ざされた空間に響いていく。
互いの愛撫の手の動きが、求めるままに加速する。空気に溺れて息が詰まる。
「はあぅ、あ、あッ、も・・・ね、いっしょに・・・・・・・・・・!」
彼自信をつかんでいた両手を、強く引っ張るように引き抜くと、瞬間どくんと大きく脈打つのが分かる。
同時に自分の中に突き刺さった大きな衝撃に、思考がはじける。
「あ、ああああああああアああああアアアアアッ!!!!!!」
「!―――――――――――――――――――ッ!!!!!!」
お互いをお互いで汚しながら、二人は純白の闇の中に飲み込まれていった。
「・・・」
事後の余韻にたゆたいながらクリスティーヌは一つ大きな息を吐いた。
完全に脱力しきって、意識をなくした男の腕から手錠を外し、優しく抱きしめる。
頭を撫でて額にキスを落とし、クリスティーヌは呟く。
「・・・・よくがんばりました。つづきはまた今度ね…?…かわいいエンジェル・・・・・」
その言葉が彼の耳に届いたか否か確かめる術など無いままに、ふわりと腕の中の天使に微笑みかけると
彼女もまたゆっくりと意識を手放した。
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