「地獄の窯で焼かれる怪物みたいだと思っているんだろう……!」

自分自身を痛めつけるように彼女に言葉を叩きつける。

「違う……」

クリスティーヌが零した微かな抵抗にも噛み付くように、

「違わないだろう? おまえの気持ちと同様にここもこんなに冷たいじゃないか」

と言って、あてがっていた指を花びらの合わせ目に沿って上下に動かした。

「いや……」

「そら見ろ! やっぱり嫌なんじゃないか。 ……おまえが嫌でも構いはしないがね」

彼女の小さい抵抗が悔しくて、あてがっていた指をはずして己自身を取り出し、猛ったそれを

彼女の入り口にあてがう。

「いや! いや! やめて、お願い……、マスター、やめて……!」

自分が何をされるのか察知したクリスティーヌが激しく身を捩って抵抗する。

彼女の両腕の自由を奪ったままの左手に力を込めて背中を押さえつけ、右手で彼女の肩を

ベッドに沈める。そして素早く右手を己のものに添えると、一息に彼女を貫いた。


「いやあ─────っ!!!」

まだ開ききっていない花芯に硬い凶器を埋め込まれ、クリスティーヌが苦痛の滲む声を上げる。

みしみしと音がするのではないかと思うほど、彼女のなかは狭く、粘膜自体は柔らかいにも

かかわらず、どことなく硬い感じがする。

「ぐぅぅ……」と痛みをこらえるような呻き声を洩らすクリスティーヌの額には

脂汗が吹き出し、頬を押しつけたままのシーツに黒い染みを作っていく。


彼女の腕から左手をはずし、両手で彼女の双臀を掴んだ。

ずるりと半身を抜き、ふたたび彼女の冷たい花芯に埋め戻す。

「ぐっ……ぅぅ……、痛い……、お願い、マスター……、い、痛いの……」

痛みを訴えるクリスティーヌを無視して、何度も往復させる。

「痛い、痛いの……、うう……、マスター、やめて……」

初めてのとき、彼女に痛みを与えることを恐れて秘薬を使ったから、彼女にとっては

男の凶器によってもたらされる痛みはこれが初めてだったのだろう、泣きながら、

うわ言のように「痛い」と繰り返している。


しかし、そうやって何度も往復しているうちに、彼女の恥肉がだんだんと緩みはじめ、

中も少しずつ潤ってきた。これ以上身体を傷つけないために備わった自己防衛の機能なの

だろうが、己の屈辱をクリスティーヌにも味わわせてやりたくて、酷い言葉でなじってしまう。

「痛いという割には、濡れてきているじゃないか……」

「いや……、痛いの……、痛いの……」

「おまえの目と心は私を拒絶しているのだろうが、身体だけは私を覚えていてくれたようだな。

 今まで、私のものがどれほどおまえを悦ばせたか、ここだけはわかってくれている……」

そう言いながら、抜き差しによって外に掻き出された愛蜜を掬って彼女の目の前に差し出す。

「ほら、ごらん、こんなに濡らして……」

黙って顔を背けようとする彼女を悔しさにまみれて眺め下ろしながら、その指で彼女の頬に

蜜をなすりつける。「くっ……」と屈辱の呻きを洩らしたクリスティーヌに向かって、

「それとも、男なら誰でもいいのか……」とさらに言葉を重ねた。


「おまえのここに、熱く猛ったものを入れてくれるなら、それが音楽の天使だろうが、

 この世のものとも思えない化け物だろうが、なんでも構わないってわけか……」

「ち、違……、ああっ……!」

彼女の白々しい反論など聞きたくないがために、激しく腰を突き上げる。

「こうして気持ち良くしてくれる男なら、それが私だろうが、あいつだろうが、おまえは

 誰でもいいんだろう……?」

「え……?」

ふと正気らしい声で聞き返すクリスティーヌが憎らしくて、

「あいつって言ったらあいつだ、おまえの大事な幼馴染だ! ラウル・ド・シャニュイ、

 あいつに決まっている!」と叫ぶ。

「ラウル……」

「あいつの名を口にするな! ……それとも、こんな化け物に抱かれているのは

 耐えられないから、あいつに抱かれているつもりにでもなろうというのか……?」

「そんな……」

「おまえだって、こんな化け物に抱かれるより、あいつに抱かれる方がいいと思っている

 だろう? 初めて純潔を捧げた相手があいつじゃなくて残念だったな!

 いや、おまえがその気になれば、これからだってあいつをおまえのものにできるさ。

 そうしたら、こんな化け物のことは忘れて、あいつに毎晩でも抱かれたらいいだろう!」

「……」

「それとも、もう抱かれたのか……?」


そんなことはあるわけがないと思いながら、あの美貌の若者の顔が思い浮かび、

彼とクリスティーヌとが抱き合っている様子がまざまざと脳裏に描き出される。

私の下で乱れたように、あの男の愛撫に身悶えするクリスティーヌ……。

指先の動きひとつで全身を熱くし、涙を零してあの男を求めるクリスティーヌ……。

想像しただけで身を引き千切られるような痛みが胸を突き刺す。

その想像を振り払うように何度も腰を突き上げ、彼女の最奥を抉った。

「……っく、くぅぅ……、うっ、いやあ、あぁ……ん、……」

交わりを強制されて感じてしまうことへの抵抗が強いのか、歯を食いしばって快楽に

耐えようとしている。しかし、私のものが奥に当たるたび、声が洩れてしまうらしい。

「ふっ、随分と我慢しているらしいが、我慢しきれないんだろう?

いいんだよ、いつもみたいに声を上げても……。おまえは、こんな化け物に後ろから

犯されて感じてしまうほど、いやらしい娘だってことだ」

「くぅぅ……」


突き上げるのをやめ、繋がっている場所へと手を伸ばす。

私のものに拡げられているにも拘わらず、充分に水気を含んでぽってりと膨らんだ花びらに

触れた。

「あっ、いや……」

「なにがいやなものか、こんなに濡らしているくせに……」

指を這わせると、しとどに溢れた愛液が摩擦を減らし、滑るようになぞることができる。

爪を立て、露出した粘膜を引っ掻いてやると、彼女は切なげに喘ぎ声をあげて臀を振り立てる。

ますます溢れかえる愛蜜が白い内腿を伝って流れ落ちていく。


愛液でべっとりと貼り付いている茂みを掻き分け、肉芽を探る。

私の指で摘ままれ、捏ねくりまわされるのを待っているかのごとく、肉莢から顔を出していた。

「ああっ、いやあっ!」

指先で挟んでやると、ひときわ高いよがり声をあげた。

「ここをこんなに硬くして……。弄ってもらって嬉しいんだろう、クリスティーヌ?」

肉芽を摘まんだまま、左右にゆすってやる。爪の先ではじいてやる。

「あぁ……ん、いやぁ……」

臀を振ってよがり声を上げる彼女の背中を眺めながら、ふと思いついて、彼女の花弁と肉芽を

弄っていた手を離し、身を屈めて後ろから手を伸ばし、両の乳房を掬い上げた。


大きく張りつめ、重量を増した乳房を激しく揉みしだく。

「ああっ! いや、いや! あぁ……、」

硬く尖り、その存在感を誇示する乳首を摘まみ上げ、強くこすり合わせる。

「いやぁっ! あぁ……ん! んくぅ……」

指の腹で尖った乳首を押し潰す。乳首が指を押し戻す。

乳房を絞り込むように揉みしだき、絞り込んだ先にある乳首を摘まみ上げる。

こりこりと捏ねくりまわすと、続けざまに啼き声が上がった。

「こうされると感じるのか、クリスティーヌ? おまえは乳首を可愛がられるのが好きだった

ものな。そうか、こんな化け物の指でもそんなにいいのか、さっきからしきりに尻を振って

いるじゃないか……」

「ああ……、いやぁ……」



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