先刻の余韻でほころんではいるものの、ゆるやかに閉じられた花びらに、

硬く尖らせた舌を挿しいれていく。

「あっ、ああ……! くぅ……っ!」

クリスティーヌがシーツをぐっと掴んだ。

腰をがっしりと掴んで固定し、そろそろと舌を挿しいれていく。

「やめっ……、やめて……、エリック……ぅ」

臀をなんとか捩ろうとしてもがいても叶わぬためか、次第に背が反っていく。


舌を何度か抜き差しし、続けざまにあがる啼き声を楽しんだ後、溢れた愛蜜を

左の薬指で掬って可愛らしいセピア色の蕾になすりつける。

ゆっくりとそのまわりを指でたどった。

「やっ! やあっ!」

立てた膝をがくがくと顫わせてクリスティーヌが啼いた。

「やあっ! やめて……、そんなとこ……、汚い……」

「食べてしまいたいほど可愛らしいおまえのだ……、汚いことなどありはしないよ」

そう言いながら、襞のひとつひとつをそっと指でなぞる。

「ひ、ひぃっ……!」

「可愛いよ、クリスティーヌ、ここも感じるのだね……」


無垢な蕾をなぞる指をそのままに、ふたたび蜜壷に舌を挿しいれ、なかをかき混ぜる。

「ひぃ……んっ、くぅぅ……」

「ああ、そんなに感じて……、可愛いよ……」

「あぁ……ん、エリックぅ……、恥ずか……し……」

「いいじゃないか、……恥ずかしいの、好きだろう……?」

舌を出し入れしながら、時折花びらを舐める。

次第に舌を締めつける力が強くなってくる。

蕾をほぐすように指の腹で撫でてやると、狂ったように身を捩りながら耐えていた

クリスティーヌがついに降伏する。


「ひぃっ! やあっ! ……もう、もう許してぇ……っ!」

「まだまだ降参するには早いよ、クリスティーヌ」

と言いながら、しとどに垂らした蜜にまみれた肉芽を右手でこねくってやる。

「あっ、やあっ!」

ふたたび舌を挿しいれ、左で可愛いすぼまりを撫ぜ、右で肉芽を愛撫する。

「やあ……っ! だめぇっ! あああっっ…………!」

最も敏感な三箇所を同時に責められ、クリスティーヌが頭を激しく振りたてて泣き叫ぶ。


ずいぶんと耐えたのだろうが、堪え切れずにクリスティーヌが大きく腰を引いた。

責めるべき場所を取り上げられた私は顔を上げ、腰を落としてうつ伏せになり、

苦しい息をしているクリスティーヌを見下ろす。

「やはり疲れているのかな? 今夜はもう休もうか……?」

と、クリスティーヌの背中を撫でながら優しく尋ねた。


しばらく間をおいて、クリスティーヌが頭を横に振った。

「続けたいのかい?」と確かめると、彼女が小さく頷く。

とうに分かっていた答えにそっと微笑むと、クリスティーヌに向かってこう言う。

「それなら、逃げてしまってはだめだろう? さぁ、もう一度尻を高く上げて……」

クリスティーヌがゆっくりと膝を折り、腰を持ち上げる。

ふるふると顫える臀を私に差し出した。

「そう……、いい子だ、クリスティーヌ……。

ああ、顫えているね……? 恥ずかしいのかい?」

クリスティーヌがまた小さく頷く。

「ふふ、可愛いクリスティーヌ……! 顫えるほど恥ずかしいのに、

自分から尻を差し出したりして……、そんなに続きが欲しかったのかい?」

「ああ……! いやあ…………」


差し出された臀を抱え、臀肉を撫でまわしながら、唇を寄せる。

「あぁ……、恥ずか……、し……」

「可愛いよ……、おまえは本当に可愛い……」

場所を変え、幾度も口づけを落とす。


彼女の白い臀にいくつも紅い華を散らし、それから改めて蜜壷に舌を挿しいれた。

右の中指で蜜壷の下に芽吹いた小さな突起をこりこりと円く愛撫する。

さらに左の中指で無垢な蕾をそっと撫で、中心に向かう襞を数えるようになぞる。

「あああぁぁぁっっ! ああっ! ひぃ……っ!」

ふたたび身体中で最も敏感な三箇所を同時に責められ、クリスティーヌが泣き叫ぶ。

「ああっ、あああっっ! 許してぇっ……!」

泣きながら許しを請うクリスティーヌに、

「おまえは自分から尻を差し出したんじゃないか……、まだ許してはあげないよ……」

と言うと、彼女がこちらを振り返った気配がした。


見ると、涙と涎で濡れた顔で哀れっぽく私を見返してくる。

「そんなに泣いて…、可哀想に……、涎まで垂らしているじゃないか……」

「うぅ……」

彼女が唇をきゅっと結び、眸を閉じて涙を押し流す。

「どうしたね? もう降参かい?」

「エリック……、おねがい……、もう、許して……」

「堪え性のない子だな……、おまえは……」

私にそう言われ、彼女はもう一度眸を閉じて涙を流した。


「しようのない子だね……」と言いながら、彼女の愛しいところから顔を上げ、

膝立ちしながら身体を起こす。

激しい快感に耐えるためだろう、シーツを強く掴んでいたらしい。

そのシーツで涙と涎を拭う仕草に満足を覚えながら眺め下ろす。


切なげに寄せられた眉と、涙と情欲に潤んだ眸を見つめながら、

「さぁ、どうして欲しいか言ってごらん」と優しく促す。

「ああ、エリック……、わかっているくせに……」

「おまえの口から聞きたいのだよ、さぁ、言っておくれ」

「ああ、お願い……、あなたので……いっぱいにして……」

「ふふ、ちゃんとおねだりできるようになったじゃないか……」

「あぁ……ん、エリックぅ……」


振り向いたままこちらを見ているクリスティーヌと視線を絡めあわせながら、

彼女の入り口に己をあてがう。

先端をめり込ませるとクリスティーヌが「ああ……」と感に堪えぬように声をあげる。

私に「いいのかい?」と聞かれ、こくこくと頷く様がいじらしい。

さらに腰を小刻みに進めていく。白蝋のような臀に私自身が入っていく。

クリスティーヌは頭を振ってよがり、枕にすがってすすり泣くように切なげな声をあげる。

根元まで埋め込んだ瞬間、クリスティーヌが「あああ!」とひときわ大きく喘いだ。

両手で双臀を押し拡げるようにしながら更に腰を進め、「これで全部だ」と告げる。

しかし、言い終わらぬうちにクリスティーヌが「ひぃ……!」と叫び、

臀を大きく振って身悶えた。


「奥がいいんだね?」

「ああ、いや……、エリック……」

「嫌なのか?」

「ち、違……」

「奥がいいんだろう?」

「ああ……」

「私はおまえの口からいいと言って欲しいんだよ……」

「……いい、いいの……、すごく、いいの……、」

「そうか、……おまえの悦ぶことは何でもしてあげるよ、クリスティーヌ」

「あぁ……ん、エリック……」


ゆっくりと亀頭までを抜き、ふたたびゆっくりと根元まで埋め戻す。

引き抜くとき、彼女の最弱の箇所を雁首で引っ掻けるようにしてこすってやると、

続けざまに声をあげ、内襞が大きくうねって私を締めつける。

後ろから覆いかぶさるようにして乳房を掬い取り、下から揉みしだく。

時折、乳首を指で転がしながら揉んでやると、臀を振りたてて身悶える。


「あぁ……また……、また、いっちゃ……」

「いいんだよ、いくらでも逝って……」

そう言ってから、羞恥に色づいた双臀を掴み、性急に抽迭を繰り返す。

「あ、あんっ、あんっ……」

打ちつけるたびに上がる甘い吐息まじりの声が、広くはない部屋にこだまする。

私によって拡げられた肉のあわいから、私自身を引き抜くたび愛蜜が流れ出る。

奥からのうねりが入り口で締めつけに変化し、抜き差しにあわせてねっとりと

肉襞がまとわりつく。

尻臀を掴む手に少しばかり力を入れ、彼女の最奥を抉った。

「あっ、ひぃ……っ! や、いっちゃ……うぅ…………っ!」

むせび泣きながらそう告げると、背を弓なりに反らせてクリスティーヌが達した。


がくりと腰をベッドに沈み込ませ、いまだ絶頂の波が間断なくうち寄せているらしく、

ひくひくと小刻みに顫わせているクリスティーヌの身体をそっと仰向けにする。

私の胸に抱きとってもらえると思って伸ばしたクリスティーヌの腕を取り、

ふたたびベッドに組み敷いた。

「いや……、まだ、だめ……」

荒い息を吐きながら抗う彼女の唇を、己の唇で塞ぐ。


そのまま手を下へとおろしていく。

脇をそっと撫でると、塞がれた唇を戦慄かせる。

頭を振って私の唇から逃れると、「だめ……!」と眸を潤ませた。

顔を紅くして抗議する彼女が可愛くて、頬をそっと撫でる。

「だって、おまえが可愛くてしようがないのだもの……」

「あぁっ!」

痛々しいほど紅く色づいた乳首を口に含んでやると悦びに満ちた声が上がった。


己の脚を彼女の両脚の間に割り込ませ、脚を拡げさせる。

「あぁ……、いや……」

開いていってしまう脚でシーツを蹴りながら、いやいやをするように頭を振る。

しかし、私の身体が両脚の間に納まると、許しを請うような、

あるいは、さらなる悦楽をねだるような眸で私を見上げ、

そして、ゆっくりと私の首に腕を絡めてきた。

「なんて可愛いんだろう、おまえは……」

そう言いながら、薔薇のような唇に口づけを落とす。

ぽってりとした唇を舐め、舌を絡めて唾液を流し込む。

それを嚥下する喉の動きまでが妖しく、期待に満ちている。




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