486 :名無しさん@ピンキー:2005/11/01(火) 22:11:46 ID:RAXBa+5+

初めての行為のあと、かつて婚約していた男の名を呼んでいたとクリスティーヌが認めたあの夜から、

一週間が過ぎた。

私たちの新婚生活は暗く、惨めで悲しいものだった。


一緒に暮らしはじめて十日ばかりは歌の稽古もしていたが、この一週間はそれすらしていない。

歌っている最中に突然泣き出してしまう歌姫など、稽古のつけようがない。

それでも、時々は夫婦らしいこともしてみたくて、クリスティーヌと一緒に食事の支度をしてみたり、

湖に舟を浮かべて遊んでみたりもした。


クリスティーヌは幼い頃に両親を亡くしているが、殊に母親が亡くなってからは父親の手伝いをしていたと言い、

またジリー夫人に仕込まれたものとみえて、一通りの心得はあるらしく料理もなかなか上手かった。

特にウズラやツグミの扱いが上手く、紙包み焼きはたいそう美味だった。

そう言って褒めたときには一瞬とても嬉しそうな顔をしたのに、あっという間に悲しげな表情に戻って

「いえ、それほどでも」と俯いてしまった。


湖での舟遊びも、ただ私が黙って舟を漕ぎ、彼女が黙って舟に揺られているという寂しいものだった。

舟を出してすぐにクリスティーヌが「この湖はどこかに繋がっているのかしら」というので、

「セーヌ川」と答えた。

彼女が「そう」と言ったきり口を噤んでしまったので、さっきの答えようがあんまり愛想が

なかったものかと思い直して、「これは地下水脈から湧き出た水なので、地下水同様、

セーヌ川に行くのだよ」と言い添えてみたが、やはり「そう」という返事しか返ってこなかったので、

それ以上には話などしないで終わってしまった。


なんという蜜月だろうか。

クリスティーヌは私を愛していないばかりか、私と人間らしいやりとりすらしたくなくなっている

ように思える。

・・・しかし、そんな彼女もベッドの上では、熱烈に夫を愛している妻のように激しく乱れた。


「もう、濡らしているじゃないか、クリスティーヌ・・・」

クリスティーヌの熱く潤った秘裂に指を這わせる。

艶めかしく傾けられた首筋を、かよわく顫える喉元を、脹れ上がった乳房を、

硬くしこった乳首を、しどけなく拡げられた大腿を、ゆっくりと時間をかけて愛撫し、

いよいよ彼女の中心に指をあてがってみると、もうすでににじみ出てきた愛液が肉のあわいにとどまり、

温かい沼のごとくぬかるんでいた。


指先をわずかにめり込ませると、くちゅくちゅという湿った音とともに溜まっていた愛液が溢れ出た。

「すごい濡れようだな・・・?」

「いや・・・」

指を肉の合わせ目からのぞく紅い粘膜に沿って動かすと、熱い雫がますます溢れ出、

次第にぐちゅぐちゅというくぐもった音に変化していく。

すっかり口を開いて侵入者を待つ入り口に指を挿しいれる。

「ああっ・・・!!」

「これか・・・? これが欲しかったんだな?」

「あっ、あっ・・・」

「指を入れられて嬉しいんだろう・・・?」

「うぅっ・・・、う・・・」

「見てみろ、自分がどんなに濡らしているか・・・」

指を引き抜き、彼女の恥ずかしい蜜にまみれた指をクリスティーヌの目の前に差し出す。

「いや・・・」と顔を背けたクリスティーヌに、

「何が‘いや’だ、自分がこんなに濡らしているんだろうが・・・」と辱めるように追い討ちをかけた。


指を彼女の口元に近づけた。

「舐めてみろ」

ますます顔を背けたクリスティーヌに、「ふん、」と言ってから、

おもむろに彼女の硬く尖ったままの乳首に蜜をなすりつけた。


「いや・・・!」

背けた顔をこちらに向け、責めるような目つきで私を見たクリスティーヌに、

「こうされると感じるだろう? たっぷり濡れているからよく滑る」と言いながら、

蜜をなすりつけた乳首をいらってやると、身を大きくくねらせ、屈辱と快感とにむせび泣きながらよがった。

「こんなことをされて感じているのか・・・、淫乱だな」

「うっ、ふっ・・・」

「泣きながらよがっているおまえは本当に可愛いよ・・・、もっと泣かせたくなる」

「ああ、マスター・・・!」

やるせない声でひときわ大きく啼いた彼女の乳首にむしゃぶりつく。

舌で転がし、舐め、しゃぶる。

「おまえの蜜の味がする・・・」

「くぅ・・・」


またしても与えられる屈辱にうめき、それでもしとどに蜜を溢れさせているクリスティーヌのそこに手を伸ばす。

乳首を舐めしゃぶりながら、指先ではクリスティーヌのぬかるんだそこを弄る。

そして、絡めとった愛液をさらに乳首になすりつけ、音を立てて乳首ごとしゃぶってやる。

乳首を前歯で甘噛みしながら舌先を刷くようにそよがせてやると、腰をせり出すようにしてよがった。

「・・・んくぅ・・・、うう・・・」

身顫いしながら屈辱と快感とに耐えるクリスティーヌの口からは途切れることなく熱い吐息と喘ぎ声が洩れ、

彼女がどれほど私の与える刺激に翻弄され、感じてしまっているかを吐露していた。


乳首から唇を離し、乳房に紅く残った口づけの痕を舌先で舐める。

クリスティーヌの両の乳房には点々と紅い華が散っており、その痕をひとつひとつ舌で舐めていった。

時折、身顫いしながら眸を伏せ、私の様子を見遣る彼女にこう言う。

「これは、おまえが私のものだというしるしだ・・・。・・・おまえが、誰のものにもならぬようにな」

唇を戦慄かせてクリスティーヌが「そんな・・・、わたしが一体、マスター以外の誰と・・・」と抗議した。

「それを・・・、その男の名を私に言わせたいか・・・?」

「・・・マスター・・・!」


唇をかみ締め、涙をはらはらとこぼしているクリスティーヌの身体に手を掛け、うつ伏せにする。

しみひとつない雪のように真っ白い背中に唇を這わせる。

「んっ、・・・んん、・・・」

声を上げまいとしているクリスティーヌの口から抑えきれずに洩れる声が、

まるで私への降伏の合図のように聞こえる。

腰まで到達すると、そのまま腰に手を掛け、臀を上げさせた。


「いや・・・」

白く張りつめた臀を撫でさすり、その手の後を唇で追うようにして口づける。

時折、強く吸っては所有のしるしを刻みつける。

そのたび、クリスティーヌが「ああっ、あ、あ・・・」と

哀しげに声を上げながら羞恥に色づいた双丘を振り立てた。

「ふっ、私のつけた痕が薔薇のように紅く染まって、世にも美しい眺めだよ、クリスティーヌ・・・」

「やあ・・・」

顔をシーツに押し付け、臀を上げさせられた恥ずかしい格好のまま、クリスティーヌが羞恥に身悶えして泣く。

臀のまるみに沿って重量感のある肌を撫でまわしながら、時折、臀肉を掴むようにしてやると、

さらに臀をゆすり立てた。

「尻も感じるか、クリスティーヌ・・・」

「うっ、うっ・・・」

「そんなに尻が良いなら、後ろからしてやろう」

「ああ、いや・・・」


この何週間かで彼女の臀は重量を増し、張りつめてきているように見えるが、

それでもまだ乙女だった頃の名残を留めていて、あぶらが充分に乗り切っているとは言い難かった。

その稚さを留めた臀に男の唇と手の感触を覚えさせ、愛撫を重ねていくうちに

どれほど艶っぽく熟れていくかと思うと、暗い征服感がこみ上げてくる。

どれだけあの男に焦がれようと、この臀が覚える愛撫の味は私の手によるものなのだ。

いや、臀だけではない、男のもので貫かれ、粘膜をこすり上げられて逝かされる絶頂感とて、

クリスティーヌは私によって学ばされるのだ・・・。


「さぁ、もっと高く尻を上げるんだ・・・」

「いや、ゆるして・・・」

彼女の哀れな願いを無視して腰に手を掛け、よりいっそう高く臀を上げさせる。

愛液でぬめった秘裂が剥き出しになる。

これ以上ないほど紅くふくれ上がった花びらを指でゆっくりと押し拡げた。

「あっ・・・、うう、いや・・・」

シーツに押しつけるようにうつ伏せた顔を恥辱に歪ませてクリスティーヌが呻く。

寛げた肉の裂け目に己を押し当てる。

「ああ・・・」

観念したように小さな喘ぎを洩らす彼女のそこにゆっくりと侵入を開始する。


拒絶の喘ぎとは裏腹に、クリスティーヌの胎内は熱く潤い、

無礼な侵入者を喜び迎えるようにぬめって私をさらに奥へと導くようだ。

奥へと進むにつれ、彼女の入り口が断続的に締まり、彼女自身では制御できない快感に

翻弄されている様子が手に取るように知れた。

奥も私を絡めとるように大きくうねる。


「ずいぶんと感じているらしいじゃないか・・・」

「いや、いや・・・」

「私が腰を進めるたび、おまえの入り口が私を締めつけて・・・、

ここを弄ってやったらどうなるかな・・・?」

そう言って、前から手を伸ばし、クリスティーヌの肉芽を探った。


私の指に蹂躙されるのを待つように硬く尖った小さな突起が触れる。

指先で転がしてやると私と繋がったところがきゅうっと締まり、

恥ずかしくてたまらないというように臀がふるふると顫えた。




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